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投稿日:2021-11-11

【Grasshopper plugin】Elefrontを用いて属性ユーザーテキストをオブジェクトに付与

  • #Grasshopper

  • #Rhinoceros

  • #Basic

今回は、「Elefront」という Grasshopper のプラグインの中の 「Define Object Attributes コンポーネント」 を使用して、属性ユーザーテキストをオブジェクトに付与する方法を書いていこうと思います。


以前書いた記事【Grasshopper plugin】 Elefront を用いて変更に追従するオブジェクトを Bake する方法 で使用したモデルを使っていきますので、こちらを読んでから本投稿を読んでいただけるとより理解できるかと思います。

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【Grasshopper plugin】 Elefrontを用いて変更に追従するオブジェクトをBakeする方法

Elefrontを用いて変更に追従するオブジェクトをBakeする。

概要

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添付画像のような壁・床の取り合いに巾木を作成する簡単なプログラムを組んで説明していきます。

の記事では、 Elefront にある「BakeObjects コンポーネント」を使用することで変更に追従するような Bake 方法をご紹介しました。

今回は、この 「BakeObjects コンポーネント」 の入力端子 A(Attributes as tree)に属性ユーザーテキストを追加していこうと思います。

使用方法

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Elefront の「Define Object Attributes コンポーネント」を使用していきます。

  1. 入力端子 K(Key)に属性ユーザーテキストのキー、今回は「ProductNumber」としてます。入力端子 V(Value)にキーに対する値を入力します。
  2. 入力端子 L は Layer 名になります。今回は「Baseboard」という Layer を作成しそこに Bake するオブジェクトを割り当てます。
  3. Elefront の「Define Object Attributes コンポーネント」の出力端子 A を「Bake Objects コンポーネント」の入力端子 A に接続します。
  4. この状態で「Bake Objects コンポーネント」の Activate ボタンを押すと上画像 2 枚目のように属性ユーザーテキストが入力された状態で Bake されます

※キー:Baseboard については、Bake オブジェクトを特定するためのものになります詳しくは前回記事 「

」 を参照ください。

以上が、Grasshopper のプラグイン Elefront を使用して属性ユーザーテキストを付与する方法でした。まだまだたくさんの機能がありますので、ぜひ Elefront 使いこなしていきましょう

【参考サイト】

food4Rhino :

https://www.food4rhino.com/en/app/elefront

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