簡単な Tips を書いていこうと思います。モデリングの際に参考にしていただければと思います。本記事では上画像の様な Voronoi 分割をして、中心から移動させるような内容となっております。非常に簡単ですので初学者の方も是非参考にしてみてください。
概要
上画像がプログラムの全体像となっております。各ブロックごとに説明していこうと思います。
- Center Box コンポーネントで 1 辺 100 の立方体を作成します。
- Population 3D コンポーネントで作成した立方体にランダムに点を作成します。今回は 200 点作成しています。
- Voronoi3D コンポーネントに作成した点を接続します。立方体が Voronoi 分割されました。
Voronoi 分割したジオメトリを縮小
- Voronoi 分割し作成されたジオメトリを若干縮小します。こちらの処理は見た目上の問題なので、飛ばしていただいて大丈夫です。
- Volume コンポーネントで各ジオメトリの中心点を取得します。
- Scale コンポーネントで縮小します。今回は 0.97 倍しています。これでジオメトリ同士に若干隙間ができて分割されたことがわかりやすくなったかと思います。
ジオメトリ移動のためのベクトル作成
- Voronoi 分割されたジオメトリを移動させるためのベクトルを作成します。
- Volume コンポーネントで最初に作成した立方体の中心を取得します。
- Vector 2Pt コンポーネントで中心点と各ジオメトリの中心点のベクトルを作成します。
- Vector Display コンポーネントで確認してみます。立方体の中心から各ジオメトリの中心点に向かってベクトルが伸びていれば Ok です。
- Amplitude コンポーネントでベクトル量を再設定します。入力端子 A に Number Slider コンポーネントを接続します。このスライダーを動かすことで移動距離を設定できます。
ジオメトリの移動
- Move コンポーネントで移動させていきます。
- 先ほど作成した Number Slider コンポーネントを移動させることで移動距離を設定できます。(※上画像の赤枠内)
- 最後に Custom Preview コンポーネントと Colour Swatch コンポーネントで色付けして完成です。
以上になります。非常に簡単にできますので、是非参考にしてください。